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2008年8月 7日

アメリカからの手紙

先月サンフランシスコに住む友人から新聞の切り抜きが届いた。
一部は勿論英語のもので、もう一部は「北米毎日」の7/19/2008 で同じ話題のものだ。



内容は・・ゴア前米副大統領は17日ワシントン市内で演説し、太陽光や風力など自然エネルギーによる発電の導入を積極的に進め、今後10年以内に非炭素系のクリーンなエネルギーで米国の全電力を賄えるようにするとの新たな国家目標を提案した。
ゴア氏は、故ケネディ元大統領が1961年に人類の月面着陸を目標に掲げてから8年2ヶ月で実現した例を引き合いに出し、10年以内の発電クリーン化は「達成可能だ」と強調。最大で3兆ドル(320兆円)と見積もられる財源確保のため、温室効果ガスを排出する燃料使用への課税を実施すべきだと主張した。
米メディアによると、・・

米国の電力の半分以上は石炭や石油の火力発電に依存しており、自然エネルギーは約9%にとどまっている。ゴア氏は、太陽光、風力、地熱などによる発電比率を高める一方、約2割を占める原子力については現在の水準を維持する方針を示した。
ゴア氏が支持する民主党の大統領候補オバマ上院議員は「ゴア氏に賛同する。今回の提案はわたしが大統領として実施していくものだ」と全面的な支持を表明。一方、共和党のマケイン上院議員は「わたしは原子力発電推進派であり、この点ではゴア氏と考えが異なる」として原発増設を訴えていく考えを示した。
・・・と報じられている。
一方、今日8/7の朝日新聞では両氏共に温暖化対策への積極的な取り組みの姿勢を見せているものの、原発新設でははっきりとした対立構造が見えて来た事も報じられている。

京都議定書を反古にした米国の大統領候補が揃って温暖化対策を重要課題に掲げて来た事はこれからの日本の政策にも大きな変革が待っていると推測出来る。
「風の王国プロジェクト」にはどんな風が吹くのか、これからが正念場だ!!

 
Posted by yamamoto at 2008年8月 7日 10:06
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