今日現在で7万人以上の犠牲者を出したスマトラ沖の巨大地震・・・
2000年にソーラーカーレースのアドバイザーとして、ペナンやランカウイを訪れた時の事を思い出した。
確かに穏やかで綺麗な海が広がり、日本海を見て育った吾輩にはとてもそれが同じ海とは思えない、楽園のイメージだった。
幸いランカウイ島は大きな被害はなかったようだが、それにしてもあの海が牙を剥くとは・・・。

現地の建築現場を見た時に構造があまりにも華奢なのに驚いたら、なんでもこのあたりは地震がないので構造が簡単なんだって・・。
そういえばクアラルンプールにやたら背の高いタワーがあったけれど地震は大丈夫だったのかなーー?
などと心配してしまう。
地球上は何処をとっても大陸プレートの上に載っている訳だから、いつかきっと地震はやってくるはずだ。
そうやって考えれば「地震国」の日本が世界に向かってアドバイスできる事がたくさんありそうだ・・・
それにしても7万人なんてどうやって葬るのか・・・気が遠くなる。

一度にこんなにたくさんの犠牲者を出す事なんて事・・・ウーム、広島があったか。
でも原爆は一握りの人間の意志によって引き起こされた災害だから比較は出来ないな。

日本の地震予知が他に比べたら優れているらしいが、それだってほんとに巨大地震が発生したら何人の命を救う事が可能か・・・?
備えあれば憂い無し・・・もう一度防災訓練をやろうと思う。

もうすぐ2004年が終わる。
新しい年は笑い転げるような年であったらいいなーーー!?