2006年9月 1日
第二弾で取り上げた事の追加なのが・・
秋田市にLRTを・・・って言い出した頃の事だから10年ほど前かな・・
県庁前の大通りにLRTを走らせるには架線が無い方が良い・・と考えていた。
そこでバッテリーを搭載した電車・・の案が登場したのだ。
昨日の魁新聞によれば・・・
それがいよいよ実現に向けて動き出した感じがする。
なんでこんな事を・・と思うが、じつはソーラーカーを走らせている感覚からすれば、鉄路の平坦地ならバッテリーカーも充分守備範囲なのだ。架線のあるゾーンでは走りながら充電し、架線の無い所ではバッテリーで走る。
最近の味付けをくわえるなら・・・、このLRTを走らせるために風車を一本建ててグリーン電力でまかなう。
更に付け加えるならこのバッテリーLRTは燃料電池車のベースにもなるから多くの可能性を秘めている。
臨海鉄道ならセリオンの他にマリーナや県立大学まで手が届く・・・。
秋田の名勝「サンセットパーク」・・・という事で日本海が散歩コースになるヨ。
レストランもLRTがあればビールや日本酒を堪能してもらえるし・・・
秋田市の将来像を描くためには明確なビジョンが必要だ・・と云う事は誰もが理解しているのだが、なかなかまとまったイメージが浮上してこないのは、枝葉を見過ぎているからではないだろうか。
そういえば昔は映画を見たければ有楽町、新鮮な食料は市場、雑多な賑わいは金座街、夜のお遊びは川反、お洒落な買い物は広小路から大町、運動関係は八橋、市民のくつろぎの場所は千秋公園、ちゃんとしたお買い物や贈答品は木内デパート・・・、もちろんお役所は山王地区、だった(笑)。
新しいものを否定も肯定もしないが、いまは何でも某郊外型ショッピングセンターで済んでしまう。
これとて利益効率が下がれば真っ先に撤退されるのは想像に難しくないが・・。
秋田が優れているところ、秋田空港も新幹線「こまち」もそれなりに機能しているし、街にも自然が溢れているし、食べ物もお酒も旨いし、秋田美人もいるし・・・、温泉も最高(最近の市内の健康ランドは・・?だが)。
県外からの観光客のための政策は観光業者にお任せするとして、秋田の県民、市民が喜ぶ政策の為には最低でも公共交通の確保とゾーンニングは行政の責任の元に進めるべきだと思う。
今日も千秋公園の土手に鷺が羽を休めている。県庁から数kmの場所に野生の鷺のコロニーがあって、その中の数羽は市内の空を悠々と飛び回っている・・・。駅前といっても良いところにある千秋公園にもそれらが飛来する。もっとも彼らはじっとしていて動かないから、広小路の歩道を歩きながらそれに気が付く人は少ないかも・・
そんな豊かな街に住んでいる事を再認識し、さらにインフラの整備に期待したい。
僕はどちらかといえば車を運転するのが好きな人種だ・・(笑)
そんな僕が言うのもなんだが、最近の路面電車は魅力的だ。
上の写真の車体は残念ながら昔の車体を利用したようだが、最新のデザインされた車体は秋田の街にも似合いそうだ。こんな電車が市民に支持されるような街であって欲しいナーー・・
一時の社会の流れの中で消滅した路面電車が再び世界中で蘇りつつある。そこには環境問題やバリアフリーなどの新たな要因が寄与しているのだが、頭の切り替えの早いリーダー(お殿様)がいれば大丈夫だ!!
秋田ガンバレーーー!!
Posted by yamamoto at 2006年9月 1日 10:59
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