2005年12月13日
久しぶりにブログに復活出来た。
忙しさにかまけて新しいPCにブログのパスワードが移されていなかったのが原因なのだが、なんて事はないサボッてしまったのだ・・苦笑
そんな最中に、最近、秋田が大変な事になってきた・・・。
県民の一人としては秋田ネタばかりで心苦しいコーナーだが思いつくまま勝手にリバイバル計画をぶち上げてみようかと再びチャレンジが始まった・・・
まず第一弾はエネルギー編だ
風力発電で秋田県を一大エネルギー供給基地に仕立て上げようと云う計画なのだが、詳しい事は私のWebサイト「今日の一言」コーナーをご覧下さい。
http://jonasun.com/‾hiroweb/akita-project-1.html
いろんな意味で結構良い風が吹いてきたような気がする今日この頃かなーー。
まぁ、どんな感じに秋田が変わって行くのか・・、または変われないで忘れ去られる日本のふるさとになってしまうのか・・?
全ては秋田に住むものたちと秋田にゆかりのある人たちの知恵と腕力と度胸に掛かっているのでございまする。
・・へば、まず読んでたんせ・・・!!
概要: 秋田県の沿岸部と大潟村に合計1000本程度の風車を建設し、グリーンエネルギーの基地めざす。
内容:
大潟村には一周52kmの堤防がある。この周辺に200m間隔で大型風車を並べれば260機、外周だけでこれだけ建てられるって事は、村全体を眺めれば500機や1000機の建設は容易だ。
一方、秋田県は長い海岸線を持ち、しかも常に北西からの強い風を受けているため、風况調査でも有望視されている。
更に、最近では松食い虫の被害が深刻で男鹿半島以南は防風林の松もダメージを受けてしまっている。
この沿岸にも風車を建設し、松の代わりに太陽電池を張り巡らせる事で防風林の役割も果たす。
次に、グリーン電力を上手く生産しても送電できなければ意味がない。ところが大潟村の北側には能代火力発電所があり、また南側10km程の所にも秋田火力発電所がある。
一本の送電線で数百本の風車が結ばれ、しかも2カ所の発電所を抱えている訳だから素人眼にも好条件だ。
政策提案として:
1, グリーン電力付きの工業団地の整備
a, 環境に負荷を与えない工場で、電力消費の大きい業種に優遇策
(低価格での販売はもちろんだが送電ロスの分を無料で提供してもお互いメリットがあるはずだ)
1, 建設に協力してくれた自治体の住民には電気の基本料金免除などの優遇措置を。
1, 水素備蓄基地を想定しておく(余剰エネルギーを水素に換えて備蓄し将来に備える)
1, 東北電力と国に働きかけて東北地区は全てグリーン電力に特化する方針を世界にアピール。
その他・参考データとして(東北大学大学院教授・長谷川公一氏の資料より)
1, 最大級の原発一基(出力100万kw稼働率80%として)の建設費は約4000億円
1, 風車の現時点の大型タイプ(出力1000kw稼働率25%として)の建設費1.25億円
1, 風車3200本で原発一基に匹敵
原発について: (山本の意見です)
環境を話題にしておきながらこんな事を言うのは不謹慎かもしれないが、私は原子力否定論者ではない。むしろ人類が見つけたすばらしい科学技術の一つだと思っている。しかしこれを今安易に使っている事への警鐘には耳を貸すべきだと思う。要するに今の時代の人類が安易に手を出す事には反対なのである。もっと原子力を研究し、放射性廃棄物の問題も含めて安全の確証が持てた後に使えば良い。世界の常識ある賢い人たちはそう考えていると思う。
その目安として私が考えているのは単純に・・
1,東京都、たとえばお台場に原発が造れる事。
1,核燃料や廃棄物を国会議事堂の地下に格納する事が可能になった時。
これなら全国どこでも原発が作れるし、反対する人もいなくなる。
と云う訳で、エネルギーをキーワードに秋田を改造するプランをまとめてみました。
日本が世界に発したメッセージ「京都議定書」に果たして国民は当事者意識を持っているだろうか?
秋田は全国に先駆けて強い意思表示ができる・・それが風力発電構想だ。
だって建設に1〜2年、建設費だって1000億程度(ていど・・笑)で実現するごく現実的な計画である。
聞く所によると、建設場所によって建設費が大きく異なるそうで、その点輸送に適した港と、しっかりとしたアクセス道路がある事も有利に働くようだ・・・。
だれか1000億円集めてくれないかなァーー
Posted by yamamoto at 2005年12月13日 23:51
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