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2008年9月28日
牛山先生をお迎えし・・
日本の風車の第一人者として知られる足利工業大学学長の牛山泉先生が秋田を訪れた。
「風の王国プロジェクト」二回目の準備委員会への出席と、地球温暖化防止活動推進員の知識研修の講師として秋田にお越しいただいた。
王国Projectのほうは牛山先生から強力なエールを送っていただき、今後の活動へのアドバイスも引き受けていただいた。
日本が国として風力発電をどのように考えるか?、今後の各方面の判断を待たねばならないのだが、新しい取り組みは間違いなく必要な時が来た。
午後の牛山先生の講演から数値を拾ってみると・・・
日本が中東などから輸入している大型タンカー(全長330mクラス)は毎日3隻との事。
これが約20日間で日本に石油を運んでいる。
往復の日数が必要だから合計120隻のタンカーが化石燃料を運んでいる事になる。もちろんその全体量も凄いがタンカーが消費する油とCO2排出も凄い。
この石油もあと41年で底をつく事が分かっている。
一方、原子力発電で使用する核燃料のウランの埋蔵量もあと70年と言われている。
勿論増え続ける高レベル放射性廃棄物の処理技術も開発が急がれる。
宇宙戦艦ヤマトのように放射能除去装置の完成が早まれば安泰なのだが・・・
再生可能エネルギー・・と言われ始めてから随分経ったように思うが、果たしてみんなが本気でこのエネルギー改革に手を付けたと云えるだろうか?
等・・・と云った事を勉強しながら風の王国プロジェクトを眺めたら、僕らのやり始めた事が冗談ではない事が理解出来るはずです。
もう、綺麗事や強がりを言ってられる時期は過ぎている。
切羽詰まった事を隠さずに、誰でもどんな事でもやらなければ・・・平成が古代文明になってしまいそう・・なのですネ
Posted by yamamoto at 2008年9月28日 14:37
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