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2006年5月 7日
エコノムーブ
例年の通り今年もGWは大潟村でエコノムーブ三昧・・・
1995年から始まったEV(電気自動車)の若いエンジニア育成プロジェクトだ。
今でこそハイブリッド車や燃料電池車が当たり前の研究課題となっているが、まだバブルの名残が残っていた当時はこんな省エネカーの技術はなかなか理解されなかった事が思い出される。
今年も95チームがエントリー。
今年優勝記録は79.302km
たった144whの電力で80km弱を2時間で走り抜けたのだ。
この144whという数値は我々が使うヘアドライヤーで約7分程度のエネルギーだ。
ガソリンならわずか16ml・・・おちょこ一杯程度。
平均時速40km/hで人間(体重70kgに統一)が2時間も移動する事ができるのだから・・すごーーい!!
10年前からこの大会にたずさわったエンジニアたちが、今の、そしてこれからの日本の自動車産業を担う事は確実だ。
それにしてもCO2削減に最も大きな影響を持つのが日本の場合は自動車の問題なのだからこの大会は貴重なデータを提供する大切な実験場なのである。
高校生やメーカーの開発担当者が一緒に腕を競うエコノムーブ、今年は全国で8戦のシリーズが組まれている。
大潟村で生まれた世界初の省エネレース、そしてこれまた世界初の燃料電池車のレース。
ようやくシーズンは始まったばかりだ・・・
夏のソーラーカーレースに向けてまた準備が始まったゾ
Posted by yamamoto at 2006年5月 7日 18:48
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