美容師ONLYコーナー

No.3

ロボットについて
2000/11/27

ようやく、と言うよりも意外に早くアトムの時代がやってきた・・・。

ホンダが二足歩行のロボットを発表し、世界中のロボット研究者たちをあっと言わせたかと思えば、こんどはアイボでお馴染みのソニーがスモールロボットを発表した。

日本の科学者はやっぱり素晴らしいと思う。

私のサロンのロボットについても一言自慢をしておこうかと思う。

でもこれは単なる自慢話ではない。
私の意見が将来の美容室の大きな流れになると、自信を持って伝えておこう・・・・。

うちには2台のシャンプーロボットがいる。
S−1とS−4と命名したのだが、誰かがシャン子とシャン太とあだ名を付けた。

ジェット水流が頭皮をマッサージしながら毛穴の汚れを叩き出してくれる。
これは毛髪を摩擦しないのでシャンプーによるダメージを軽減する。

もちろん現段階では人間の手に勝るものではない。
神が創った最高のロボットが人間だと言えば叱られそうだが、それでもシャン子たちは良く働いてくれる。
だから、私達は有料の特別メニューとしてエステシャンプーを設定し、人間の手で行うシャンプーは希望によってのみ行っている。
したがってそれ以外は全てシャン子たちの手に委ね、無料でシャンプーをしている。

   
ちなみに、ハンドシャンプーをする場合も全員ラバーグラブを装着している。

素手で行うシャンプーを原因とするスタッフの手荒れや、感染症に対する防備としてもラバーグラブは有効である。

確かに最初はお客さまからの疑問や不満が出た。しかしスタッフの健康と安全は結果としてお客さまの安全を保証することにもなり。説明の言葉一つで全てのお客様の支持を得ることに成功している。

もちろん私は器具メーカーの人間ではないので、メーカーの宣伝をする立場ではない。
しかし、どこのメーカーもそれほど変わらないレベルだと思うので、とにかく使ってみることをお勧めしたい。

そしてこのロボットは大きなサロンは言うまでもなく、ひとりで営業しているサロンにこそ、絶対お薦めしたいシステムである。

21世紀のヘアデザイナーが腰痛、手荒れが原因で才能が開花しないうちに挫折することのないように、みんなで仕事の質を高めようね・・・

お客さまが魅力的になるための素敵なヘアスタイルを作り出すことが、ヘアデザイナーの最も大切な仕事なのだから・・・!

最後に・・・シャン子一台で国産車が買えるお値段が普及のための大きなネックになっている。
早く安くなって欲しい・・・・ね。

つづく・・・

このコーナーへの要望などがある時はご一報ください・・・。 
E−mail:hisahiro@wa2.so-net.ne.jp

   

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