美容師ONLY

No.68

2004年1月8日

笑う美容師の生活

お正月気分もそろそろ落ち着いた気がする・・・。
だからと言う訳ではないが、今日は美容師のイメージ作りについて触れてみたい。
なんでこんな事を書く気になったかって云うと、じつは昨年末から美容組合の勧誘の為に全県の美容室を回っていて、繁盛している店とそうでもない店の違いを、吾輩なりに分析したからである。

勿論立地条件や店構えも大きなファクターには違いないが、そんな事よりももっとハッキリとした違いを確認した。
繁盛している店は間違いなく賑やかである・・・。
当たり前だが、吾輩が言いたいのは人が沢山いるからとか、BGMが流れているからという賑やかさではない・・・。
ずばり、オーナーが賑やかなのだ・・・
陽気と言った方が的を得ているかもしれないが、とにかくよく笑っているのだ・・・。
忙しいから笑いが絶えないのか?、それとも笑いが絶えないからお客が集まるのか・・・?
卵とニワトリではないが、いずれにしてもこの関係には一つの法則が存在しているようだ。

それならお客をたくさん欲しい美容師は笑っていなければ不利・・・である。
人間が生物である以上、明るい所に集まる陽性種(こんな言葉はないかもしれないが)としての資質を備えているのかもしれない。
中にはコウモリ型の暗い穴蔵の中が落ち着くという人間もいるようだが、だいたいは明るい所に集まるのが大衆の心理である。
照明の問題ではなく、人間のムードの問題として、美容師は間違いなく明るくなければならない事を吾輩は実感している。

多少の失敗は笑ってごまかそうよ・・・
こんな事を言ったらお客様に叱られそうだが、真面目な顔をして真剣に技術や経営を悩むよりも、なるようにしかならないんだから・・と笑い飛ばしているような技術者の方が確かに繁盛しているようだ。

色白は七難隠すと言うが、笑顔は八難隠すと言っても良いはずだ・・・

言い尽くされたことわざかもしれないが・・・
笑うかどに福来たる・・・
笑うかどに客来たる・・・だね!!

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