美容師ONLY
2003年8月18日
環境を考える美容師のコーナー
For beautiful future of the world.
これは美容師に向けての一つの提案です!!
地球の環境を考える美容師になってみませんか・・?
今さらこんな事を言い出すのは気が引けるのだが、もし世界中の美容師が次の事に気がついたら、Co2削減や温暖化、さらにはエネルギー問題にまでも大きな貢献が出来ると思う・・。
美容室の消費エネルギーについて・・
その1, ドライヤーの稼動時間を削減する計画
名付けて「ナチュラルドライ作戦」
結論から先に述べるのは乱暴ですが・・
美容室で消費するエルネギーとお客様が自宅で消費するエネルギーを節約するだけで、毎月、大型の原発を132時間停止する事が可能です。まず、ハンドドライヤーの稼動時間の削減を考える為の基礎データから・・
全国の美容室数 20万店
全国の美容師数 34万人
全国の美容人口 4000万人(15〜64才の女性)仮に半分の2000万人が美容室で毎月1回15分づつドライヤー(1200wh)を使用すると仮定して・・・
1200wh ×15/60 = 約 300wh・・・一人当り300whの消費となる。
300wh × 2000万人 = 600万kw・・・・・一ケ月の消費電力は600万kw
次に、この4000万人の女性達が自宅でドライヤーを使ったらどうなっているか・・・。
仮に3日に一度シャンプーをして、その半数がドライヤーで15分間髪を乾かした場合
4000万人 ÷ 3 ÷ 2 × 300wh = 200万kw・・・・・一日の消費電力は200万kw
毎日200万kw の電力を消費している事になる。
一ケ月分(30日として)となると
200万kw × 30日 = 6000万kw美容室で600万kw
家庭で6000万kw合わせて6600万kw のエネルギーがヘアスタイリングの為に毎月消費されている。
次に原子力発電所の事について・・・
大型の原発の発電能力は約100万kwh、通常の稼動時はこれの50%程度の出力らしいので、約50万kwを毎時生み出している計算だ。
これに6600万kwの数値を当てはめると・・
6600 ÷ 50 = 132
なんと大型原発が132時間かけて発電する電力量となる・・・
一日24時間フル稼動しても5.5日分の仕事量だ。現在東京電力が運転を再開した原発は4機で、この内の1機を132時間ヘアスタイリングの為に運転する事を考えれば、美容師のテクニックでどれだけ大きな貢献ができるか想像に難しくない・・・。
乱暴な計算でゴメン・・・
あとで又、じっくりと検証してみる事にしよう・・・苦笑
次の作戦はまた次回・・・
目次ページへ戻る
メインページへ戻る