|
じつは先日来ショーや講習会のお陰でレザルテの評判がすこぶるよろしいのである。 ・・・であるが、もともとモードスタジオQのスタッフの為に確保してあったレザルテの在庫が心細くなって来た。 15年前に開発製造した後、バージョンアップを重ねて現在に至ったわけだが、さすがにもう素材も底をついている。 それなら思いきってNEWバージョンを開発しようか・・・?、という心境なのだ。 どうせ作るんなら絶対に世界一と言われるようなものを作らなければ意味がない。 そこで、世界一のレザーを開発するぞー!っていう計画を始めることにしたのだ。
山本は、15年前に一緒に苦労した戸田精工のメンバーの元に相談に行った。 幸いなことに当時苦労を共にしてくれたメンバーの一人木村さんが次長職で待っていてくれた。 当時ロストワックス製法で主要な部分を製造してくれた新潟の企業は既になかったし、当時作った金型もほとんど残っていない。 しかし15年の月日は当時不可能だったことを可能にし、加工の精度も上がり、さらには新しい素材も導入できるようになっていた。 そのお陰で山本が求めている理想のレザーが作れる可能性が出てきた。 山本がレザルテに関して取得している実用新案があるが、45度に刻まれた櫛状のガイドと独特の形状はNewタイプにも受け継がれるはずだ。 素材は前モデルのステンレスに代わり、新開発の合金を選定中だ。 とにもかくにも世界中の技術者が唸るような奴を作ってやろうじゃないか・・・・笑 このコーナーではこの計画の進展具合をこうやって掲載していこうと思います。 果たしてうまく完成するのか? はたまたドロ沼の苦労が待ちうけているのか? いずれにしても容易いことではないはずだ・・・・乞うご期待! 目次ページへ戻る |