お支度編

Preparation




制作過程の記録
Report in production

ペダル・コミューターを具現化したのは以下のデザインがスタートです。
This design was the starting point for embodying the pedal commuter.

興味のある方に参考にしていただけるように、素人の手作りですが制作の過程を
公開させていただきます。
For reference to those who are interested,
It is handmade by an amateur, but the process of production
We will publish it.

 


オリジナルの原型モデル
Original prototype model

山形県の斉藤クラフト社がデザイン画を元に、1/10のモデルを制作してくれました。

今回は手作りで、このコンセプトを具現化する為の知恵を絞りました。

 


初めは4輪のモデルを計画していたものの、市販されているフレームは3輪が主流で、斉藤クラフトさんのおすすめで米国のCATRIKE社のサスペンション付きのモデルを選択。
フレームからオリジナルの制作が叶うようになれば、このデザインのコミューターが生まれるかもしれませんね・・・


 


ミツバ社のSCRプロジェクトの皆さんのご協力を得て、リカンベント車のペダルは発電ペダルに換装。
駆動はチェーンを外してインホイールモーターを装備。

 


シートはJonaSunが愛用しているカーボンシートに交換。
2007年から使っているこのタイプは体全体を面で支える為、身体にフィットしていれば長時間のドライブが可能な優れものです。

 


初めに効果を確認した改良作業は
安定した走行のためのステアリングダンパーの装備。少し大袈裟ですが操縦性能、特に荒れた路面での走破性能は大きく向上しました。

 


ナンバー登録

公道でも安心して走行できる事がわかり、いよいよ車両ナンバーを取得。自賠責保険の他に、任意保険にも加入して準備万端・・・

 


田沢湖畔はJonaSunの代表的なホームコースです。

 


ヘッドライト

ナンバーを取得するためにはヘッドライトとウインカー、ブレーキランプは必須です。

公道走行の為に装備したLEDのヘッドライトは強・弱・点滅の3パターンがあり、日中は点滅で対向車へ存在を伝えます。

カウルの制作では2個のヘッドライトを前面に埋め込みました。

 


自転車用の1輪トレーラーが到着。
世界中には本当によく考えられた道具があります。

 

夜な夜なトレーニングをしていたある夜、住宅地の中でバースト・・・
ご近所の方達は一瞬何かの爆発と間違えそうなお騒がせでした・・・
しかし、高圧のタイヤを使う省エネマシンや自転車の世界では普通の事で、見事にバーストしましたネ

これを機会にシュワルベのノーマルタイヤに変更。来年のレースの時には再び省エネタイプのスリックを探す事にします。

スポーツカウルの作成

 

デザインは原型にこだわり

オリジナルのデザインモデルを軽量なカウルとして実現するためにアレンジして、ベニヤで作るために全て二次曲面の組み合わせで強度を持たせることにしました。

 


乗り降りの際にはこうなります。

スポーツの為の道具という位置付けなので、乗り降りの際は多少の不便は覚悟の上でしたが、予想以上にバランス良く軽量に仕上がりました。

 


原寸大のメインリブの型

サロンの休日にフロアを利用して切り出しました。

 


JonaSunチームは天気の良い作業日は外で伸び伸びと・・・

Team JonaSunでは、過去のマシン全てがこの駐車場で生まれました。

大潟村の博物館に展示中の2007年のJonaSunは、カーボンとエポキシ樹脂が主体でしたが、今回はベニヤとノコギリ、接着剤が主要な素材の制作作業になりました。

 


上質なシナベニアが手に入りました。厚さもサイズも比較的希望通りの物がありました。

内部構造でお分かりの様に軽量にできました。

 


乗降の際のカウルの動きを確認

                       

 


カウル表面は最後に薄いベニアで現物合わせで仕上げます。

 

 


まずは右フロントのアンダーから
曲木細工の要領で熱湯と乾燥で二次曲面を作りました。

 


サイドパネルも二次曲面で強度を確保しています。

 


接着剤が固定されるまではガムテープが活躍します。粘着性の強い布ガムが好都合。

 


フレームに固定したままボディ表面を接着。

 


ここまでのベニヤ板の重量はカーボン程ではないものの、許容範囲の軽さです。もちろん強度は比較になりませんが、長期間の使用は想定していないのでOKとします。

カウルを装着しないでフレームだけでも走れる、まさに二刀流が可能です。

 


乗降時の操作性もOK

 


カウルをあげている時もバランスは悪くない様です。

 


バルサブロックのボディ先端は衝撃吸収材の役割も兼ねています。

 


フレームとカウルの結合は小野塚精機が制作してくれたマウントアダプターがしっかりと支えています。

 


スポーツカウルと勝手に名前をつけた新作のボディカウルがほぼ完成。

 


ヘッドライトは2灯、ちょっと遊んでJonaSunの顔をデザイン、せっかくなので可愛い愛嬌者になれるようにデザインした上で、空力性能を考えて加工しました。

 


愛車といえばエンブレム

世界でたった一台のJonaSun

本編でも報告していますが、オリジナルで夢のエンブレムを制作。

いよいよJonaSunに表情が出てきました。

ウインカーランプとエアインテークも加工、愛嬌者の表情が実現、作者の自画自賛です(笑)

 

 


最後にウインドウスクリーンを貼って仕上げます。

 


スクリーンが貼られて全体のデザインが完成。

仕上げの処理としてベニアの表面にクリアの下地塗装と透明のフィルムを貼って防水処理を行いました。

 


ウインドウスクリーンは樹脂製スクリーン用の撥水処理材を使って仕上げました。

後日、豪雨の中の走行でも視界が確保できました。

 


トレーラーに搭載した太陽電池と同一の170Wのパネルを両面テープで貼ったのちに、目地はテーピングで防水処理。

 


いつもお世話になっている洋服のお直し屋さんでシートカバーを新調。

これで北海道旅行の準備はOKです。