4/26 北朝鮮 北朝鮮が核兵器を保有している事を表明した。
これでまたアメリカが意地になって拳を振り上げなければ良いのだが、心配である。 核輸出なら武力で阻止・・・!、などという見出しまで新聞に掲げられるまでになってしまった。 プライドの高い独裁者としてはアメリカの脅しに屈したと取られる事を嫌うだろう。 かえって更にアメリカを挑発する方向に動かない事を願うしかない。 仏教の世界に限らず、人々の心を支えてきた宗教感の中には「慈悲の心」が存在するはずなのだが、どうも今の世界の指導者には寛大な心が欠如しているように思えてならない。 モスクワ発の情報では外務次官が「北朝鮮に核を放棄させる為に互いを尊重する基盤に立った対応が重要だ」と述べているようだ。 現段階では、この件、ロシアが大人の見解を持っているのがせめてもの慰めかもしれない。 たとえそこに各国の利権が絡んでいたとしても、ロシアに一票・・・かな。
4/18 スポンサー回り
今日は夏のソーラーカーレースに向けてのスポンサー回りを行った。
・・・が、どこも感触は厳しい・・・苦笑。 ソーラーカーレースは今年で11年目を迎える。 93年に立ち上がった時はバブルの名残もあった頃で、開催予算は億を超えていたが、5年前に行政からの補助金がカットされてからは1000万にも充たない予算でまかなっている。 実行予算が1/10になったにもかかわらず、参加チームは増加を続けている。 参加規模なら世界最大のソーラーカーレースになったが、台所は火の車・・・、ん、陽の車か(笑)。 社会情勢がこんなだから、しかたがない事ではあるが、ソーラーカーレースに協力しても見返りがないとか、地元の産業に貢献するものが見つからない・・と本音が顔を出す。 そもそもクリーンエネルギーの啓蒙や若手エンジニアの育成、そして秋田県からの情報発信などを謳った大会だから、すぐに効果が現れるものではない。 背に腹は変えられない企業が増えて来たと云う事かナー。 それでも苦労して協賛してくれる企業には本当に頭が下がる。 決して儲かっているから協賛する訳ではなく、将来に向けて大切な大会だと理解してくれたからこそ協力しているのだと云う事が、痛い程良くわかるのである・・感謝!! 一番の心配は、地元秋田県内の高校がいまひとつ興味を示さない事だ・・・。 秋田県の工業高校の生徒達がソーラーカーやエコノムーブに飽きてしまったのなら仕方がないのだが、県外から熱心なチームがわざわざ秋田まで遠征して来るのを見ると、地元の生徒達にも同じ感動を味わってもらいたいと思うのである。 今年の救いは、秋田工業高校が燃料電池部門に挑戦する事だろうか・・・。すぐに成績に結びつく程エコノムーブは簡単ではないが、挑戦する気持ちを育ててくれれば、いつか実る時がくるはずだ、大いに世界初の燃料電池レースを楽しんで欲しいと思う。 なんて言っても世界で最初に燃料電池のレースに挑戦する高校生なのだから・・・。 幸い、エコノムーブもソーラーカーレースも参加チームがボランティアスタッフを出し合って運営を支えているお陰で、スポンサーが減ってもなんとか開催出来ている。
とは云っても、今年はついにエコノムーブも赤字が決まった、これまで節約して残した繰り越し金が底を突く事になった。来年はどうやって開催するか・・?、実行委員長としては頭が痛いところである。 まっ、参加者の情熱が冷めない限りは、なんとかなるさ・・・と、開き直るしかないのだが・・・笑
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