目安箱・意見集
2006年度 秋田県美容組合
理事長・山本久博
(集計結果はこちら)

このページは iメール(目安箱)アンケート調査に寄せられた意見とそれに対する現段階でのコメントです。
コメントの内容に関しての責任はすべて山本個人にあります。不適当な内容がありましたらお許し下さい。 (山本)

意見1: 年一回でも良いので各地区に足を運んでいただきたい。
山本 : 本当ですね、できるだけ実現するように頑張ります。

意見2: 受賞の方の基準がはっきりしていない。支部長の息のかかった人だけが受賞していると思います。同じ先生が毎年ということもありました。
山本 : 私個人としてはできるだけ沢山の方の努力に対して報いるべきだと思っていますが、各表彰対象にはそれぞれの条件がある為、理事会ではいつも悩むところです。だんだん整理されていくはずですのでもう少し時間を下さい。

意見3: 通常総代会は完全に自由にして参加出来る先生が出れば良いと思います。20年間組合員ですが選ばれたこともなければ何がどうなっているのかさっぱり見えません。常にその時の支部長のお気に入りと思われます。
山本 : そうですか・・?。総代は組合員の人数に対する割当なので好きなように・・と云う訳には行きませんが、各支部での総代の選考基準にもう少し配慮をするように伝えることにします。ちなみに総代は10人に一人の割合で、任期がありますから20〜30年に一回程度の確立になるのかな・・。

意見4: 5年後の組合を考えて貰いたい。高齢の先生方が大変多いと思います。
山本 : 了解しました。

意見5: 組合費以外のお金は出したくありません。
山本: これも了解しました、無駄なお金を集めることのないように努力します。ただ、言い訳ではありませんが、災害に対する互助制度などは困った時には本当に有り難いものになるはずです。(もちろんお金の使い方もしっかりと公開するはずです)

意見6: 福利厚生のことですが、美容師の為だけの保険がほしいと思います。一人経営ですと(独身)かけても各種の祝い金などは貰えません。組合員になったら必ず保険に入ることを義務づけし、。例えば10年、20年、30年毎にお祝い金、などを受け取れるようにお願いしたいものです。
山本: 実際には組合費以外の出費の伴う企画にはなかなか賛同頂けないのが現状ではありますが、福利厚生という観点ではもっと会員の役に立つ制度が必要かと思います。すぐに名案は浮かびませんが徐々に整備されることを私も願っています。

意見7: 競技大会の審査委員、監視委員、試験委員は講師会教務委員、指導の功績のある人に決めて欲しい。
山本: 全国的に審査委員の審査基準の統一化が進んでおり、特に北海道・東北ブロックでは今年から審査員の講習会が始まりました。全国どこでも同じ審査基準であるべきという方針です。今後の審査状況を見守っていて下さい。また、試験委員(国家試験)に関しては組合が直接運営しているわけではありませんが、公正な審査が行なわれることを願う気持ちは私も一緒です。

意見8: 配布物をもっと簡素化出来れば良い。
山本 : ごもっともです。同感です。

意見9: 昔よりも理事は少なくなったと聞いておりますが、組織の活性化をする方向がストップして前例にて維持されているような気がします。理事執行部のコミュニケーションも大切ですが、新人の理事の意見などによって新しい風が吹くという言葉があります、組織の活性化に繋がるような方向に維持されるように願います。年齢制限があっても良いと思います。アンケート用紙をいただくことによって組合員の考え、想いが分かると思うので良い方法だと思っております。
山本 : 組織の活性化をめざす・・・。了解しました。年齢制限の方は現段階では何とも言えませんがみんなで考える時期が来るかも知れませんね。それ以前に若いメンバーをもっと活用して表舞台に出そうと試みています。誤解のないように付け加えておきますが、私が考えているのは精神年齢が若い人に頑張ってもらいたいということですから・・ハイ(笑)

意見10: ライセンスプレートの再発行は必要ないと思います。
山本 : そうかも知れませんね・・。最初に発行した時は組合を退会したり非組合員のサロンに再就職されたことを考えれば3年位で更新が必要かと思いましたが、ほとんど動きがない事と、プレートの耐久性も充分あるようですので次回には検討する事にします。パスポートも最近は10年の有効期限がありますし・・。写真は10年経っても・・・まぁOKでしょ!!

意見11: 審査員は是非技術展示していただきたいです。
山本 : 前の質問とも重複しますが、審査員に関しては改革途上です。審査に全神経を注いでもらった後に何が可能か?検討してみます。

意見12: 地区三役の研修会、宿泊にてのコミュニケーションは組織の活性化に繋がる事があると思うので実行して欲しい。
山本 : ここで云う地区三役というのが各支部の執行部を指すものであれば新年会以外に執行部だけが集まる研修会を行なうという事になります。これは皆様の希望があれば可能かと思いますので理事会で検討してもらいましょう。

意見13: 班長会議は夜でなく日中の方が良いと思う。
山本 : 会議の時間は各支部でみんなの都合を聞いて決めていると思います。意見が通るかどうかは分かりませんが希望は遠慮せずに支部長に伝えても良いかと思います。

意見14: ライセンスプレートの再発行は必要でないと思います。なぜ期限を必要とするのですか?
山本 : 意見10と重複しますので参照してください。付け加えると組合員だけが持てるライセンスプレートである為、退職した後も活用される事のないようにと配慮した期限でした。なぜならば組合員は美容賠償責任保険に全員加入済みで、ライセンスプレートはその保証の証でもあるからです。

意見15: 支部員は高齢者に近い年齢が多く従業員がおりません。そんな組合に毎年大会が必要でないと思います。もう少し組合費を考えて使って下さい。昔は審査員が技術展示をするので楽しみながら大会を見に行きましたので又昔のように展示してもらいたい。
山本 : 何歳になっても勉強しなければならないのが美容師の宿命だと思います。従って競技大会や講習会は手を抜かずに継続していくべきだと私は考えます。ただしご指摘のように組合費を無駄な事に使う事は絶対に避けたいと考えますのでご理解下さい。そしてできる限り参加して新しい風を感じて、いつまでも現役を続けてもらいたいです。

意見16: 大型店の場合、ディーラーなどの講習会の情報があるでしょうが、60才近くになって一人営業の場合、その雰囲気になかなか溶け込めず、勉強したいし、流行も気になるのですが・・。そういう人は秋田の場合結構いると思うのです。有名技術者も良いのですがきめの細かい組合員の意に添った組合らしい勉強会や企画をして欲しいといつも思っています。
山本 : 了解です。ご希望の主旨とは少し離れますが先日スーパーセミナーと称してサンフランシスコのヨシ・トーヤ先生の講習会を開催しました。美容学校の生徒と組合員だけの講習でしたが、とても楽しい講習であったと思います。きめの細かい講習も含めてこれからも勉強の機会を作っていきたいと思いますのでご期待下さい。それに付けてもせっかく企画を立てても参加者がいなければ継続出来ませんので、是非みんなが参加してもらえますように・・・。

意見17: 美容新聞の紙面の一部を各支部だより的なコーナーにしてはと思います。(コーナーの部分は担当支部がすべて完成させる方法)
山本 : こんな希望は大歓迎かと思います。早速広報委員会に伝えておきます。

意見18: 全国一の多さ(理美容店)をプラス思考で何かを起こす事が出来ないでしょうか?
山本 : 本当ですね・・。スタンプラリーで1500店舗をまわる・・ってのは無理かぁ! ・・アイデア大募集です。

意見19: 会員の利己主義をなくし共に成長していけたら・・・(理想かなぁー)
山本 : 同感です。前から言ってるのですが組合は美容と云う町の町内会組織に例えよう・・って。同じ町に住んでいればたとえアパートに住んでいても一軒家に住んでいても、もしくは会社の寮に住んでいても道路で会ったら挨拶したいものです。同じ道や公園を綺麗に使いたいし安全に暮らしたい。だから町内会費も払う訳です。美容と云う職業が社会の中でこれからも安定して業を成せるようにみんなが力を合わせなければ、いつか荒廃した魅力のない業界になってしまいます。理想を掲げる事を諦めないでこれからも力を貸して下さい。

意見20: 若い人ばかりの方へ目を向けすぎる。
山本 : 決して若い人ばかりを見ているわけではありませんが、5年後あるいは10年後に美容業界がどうなっていくかは彼らの働きに掛かっている事も事実です。元気で前向きな若い諸君が活躍出来るような組合組織にしなければ将来がありません。若い友達を沢山作れるチャンスだと思って利用して下さい。そして精神年齢をいつまでも若く保てるようにみんなで楽しみましょう・・?

意見21: 講習会が次から次と忙しすぎる、経費をあまりかけないでほしい。
山本 : そうですかーー。私はもっと講習会を増やそうと考えているのですが・・。(苦笑)  勿論経費は掛けすぎるのは問題ですが美容室がこれからも消費者の支持を得られる為には技術者のみんなが勉強する事が一番です。もう充分勉強もしたし、お客様も多過ぎて困っている先生方には余計なお世話でしょうが、まだまだ油断出来ないと思うのは私だけでしょうか?

意見22: 早急すぎる。組合員も色々ですから上ばかり見ないで・・。理事長と同じ速さではないのです。組合員はギャップを感じています。
山本 : ギャップ・・ですか(苦笑) すべての会員に私の考えを押し付けるつもりはないのですが、秋田の美容界に恩返しのつもりで引き受けた理事長職ですから任期の間は美容室が繁盛する為に良かれと思う事はこれからもどしどし提案させていただきますヨ。前にも原稿に書いた事がありますが、出来ない言い訳をするよりやれる方法を探す方がずーっと楽しいですから・・。

意見23: 事務局の方でも各支部を回り、支部長の手助けをしてほしい。(たとえば集金や書類など)
山本 : 気持ちは何となく分かりますが、事務局も手一杯の仕事を抱えていてすぐには要望に応える訳には行きません。しかし各支部の事情をみんなが理解出来るような機会を作る事は良い事なので何か方法があるかも知れません。とりあえず今は保留です。

意見24: 高齢化社会と言われる今日、流行に敏感な美容師でなければならないのに追いかけるのが難しくなってきました。以前は講習会、ニューライン、選手権と欠かす事なく勉強してきましたが、体調が良くないとか私用が多く休みがちになってきた今日です。年齢制限のある青年部のように50才以上とか中年部だけで勉強する会などがあったら出席しやすいしお互いにやりやすいのではないかと思います。美容雑誌を見ても実際に手をかけないと理解出来なくなってきて、自分の技術はこれでいいのか不安に思う事もあります。山本先生の講習会も何度も受講しましたが、とても解りやすく若い頃の自分をおもいだしております。レザルテの講習も受け利用もしていますが、もう一度復習のつもりで1から指導していただきたいと思います。国内外から講師を招いての講習やショーは若い美容師はもちろん、私達中年層にもいい刺激になり、良い事だと思います。
山本 : 中年部(笑)向けの企画・・了解です。美容師は死ぬまで勉強が続く幸せな職業ですねーー。

意見25: 単に生活の糧を得る為だけのいわゆる「パーマ屋さん」と理事長が考えられている若しくは目指しているではと思われる「業界としての美容界の更なる発展のための研鑽」とに著しく剥離があるのではと思われます。まず必要な事は、何か事業を行おうとする時、「組合員の為」的な説明に止まらず、今一度「私は組合員の社会的地位をこのように捉えており、これをこのようにしていきたい。目指すところは何々である」という事を組合員に伝えるべきかと考えます。
山本 : 意見22のギャップ説と同様ですが、みんなが私のやり方を理解し支持してもらえるようにもっと説明努力をするべしと云う事だと思います。しっかりと心に刻んでおきますネ。ひと言付け加えさせてもらうとすれば、あまり評論家のような説明も理屈も思いつきません。ただ美容師の仕事を一生続けていけたらいいなーって思う事、そして美容室がみんな繁盛すれば良いなーー。単純にみんな仲良く仕事が出来れば良いなーー!!・・・(笑) そう思っているだけです。

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